子犬を飼い始める際に気を付ける事
自分の感覚はあてにしない
人によってお迎えする犬の年齢や状況は異なるかと思います。
私の家では、生後2ヶ月の子犬をペットショップ経由で家族に迎えました。
妻は実家で生活していた際に犬を飼った事があったのですが、私はまったくの初めて。
何もわからない状態でした。
知らなかったではすまされないので、とにかく何をするにもネットで検索して色々なページを見たり、本を読んだり、YouTubeを見たり、ペットショップの店員さんに聞いたり、獣医さんに聞いたりして情報を集めました。
とにかく気を付けたのは、まったくあてにならない自分の感覚で行動しないという事です。
例えば、小さい頃近所にいた野良犬と遊んだ時、良かれと思ってパンなどの人間の食べ物をあげてしまったりしていました。
また、犬に人間用の牛乳をあげるのも少し昔であれば、珍しくない光景でした。
そんな感覚で犬を飼い始めてしまうと、大変な事態になってしまう可能性があります。
人間の食事は、犬にとっては味付けが濃すぎたり、塩分が多すぎたり、栄養が偏ってしまったり、食べてはいけないものが入っていたりします。
上にあげた牛乳をたくさん飲ませてしまうと、下痢や消化不良といった症状を引き起こしてしまう可能性があります。
昔に比べて、今の時代は何でもネットで調べる事が出来るので、本当に便利だと思います。
何をするにも本当に大丈夫か確認したり、勉強する事で事前に予防したりとしっかりと対策し、楽しいワンちゃんライフを送りましょう。
犬を迎える初日に注意すること
引き取り先で気を付ける事
ご飯の確認
食べていたドッグフード
あげ方
1日の食事の回数
1回の量
ご飯の時間帯
今後ドッグフードを変える際に調べるとわかるかと思いますが、ドッグフードを変える際は、前のドッグフードと新しいドッグフードを混ぜてあげながら徐々に新しいドッグフードに変えていきます。
お迎えしてすぐという状況であれば、環境だけでなく大切な食事まで変わってしまうとストレスになったり食べなかったりしてしまう可能性があるため、引き取り先で食べていたご飯と同じものをあげるようにしましょう。
『あげ方』(カリカリを食べていたか、ふやかしていたか。ふやかしていた場合は何℃くらいのお湯でどのくらいの時間など)も確認しておきましょう。
予防接種の確認
子犬は、乳離れしてから免疫力が徐々に減っていきます。
感染症にかかるリスクがあるため、生後2ヶ月前後から予防接種を受ける事になります。
予防接種は3回接種が推奨されており、ワクチンにも混合3種、5種、8種など種類があります。
どのようなワクチンを何回接種しているかしっかりと確認しましょう。
また、まだ3回接種していない際は、次の接種時期も教えてもらいましょう。
私が行ったペットショップでは、次のワクチンを1回無料で接種できるサービス券をいただく事ができました。
また、ワクチン接種や狂犬病の予防接種の証明書がドッグランなどに行く際必要になる場合もあります。
トイレの確認
トイレトレーニング中なのか、既にトイレは覚えているのか確認した方が良いと思います。
また、環境が変わり、トイレまで変わってしまうと失敗してしまう可能性も十分あるので、どのようなトイレで、何のシートでトイレをしていたか確認しておいた方が良いと思います。
犬種の特徴を確認
もちろん、ネットで検索すれば様々な情報が出てくるのですが、やはりお世話をしていたプロの方にも注意する事などを聞いておいた方が良いでしょう。
我が家のカイくんは、関節が外れやすいとの事で、とにかく最初から高い所から飛び降りたり、落としてしまったりしないよう注意していました。
今でも生後11ヶ月で大きくなった今でも元気いっぱいでソファーに飛び乗り、飛び降りるので、床のマットは必須です。
ワンちゃんの特徴を確認
どんな事が好きで、どんな事が嫌いか確認しておきましょう。
こんなオモチャがお気に入りだったなどの情報も聞いておくと良いかもしれません。
大好きなオモチャで一緒に遊べばすぐに仲良くなれるかもしれません。
また、苦手な事を事前に知り、あらかじめ対策する事でワンちゃんを守ってあげる事も大切です。
保険の加入
私が行ったペットショップでは、紹介しているペット保険があったため、その場で加入しました。
その場で急遽連れて帰る事を決めたため、言われるがままに入ったのですが、初日から保険に加入する事をおすすめします。
本当に何があるかわからないです。
我が家では、カイくんを迎えた次の日から咳をしており、3日たっても治らなかったため、迎え入れた3日後には病院に連れていきました。
診断結果はケンネルコフで、ペットショップでうつったのだろうと獣医さんに言われました。
幸い、他保険と比較できてはいないものの、初日から保険が適用されていたため、診察代は戻ってきました。
健康保険など無いワンちゃんは結構な費用がかかり、初めのうちは本当に何が起こるかわからないため、初日から加入しておいた方が良いかもしれません。
準備するもの
ケージ
トイレをしっかりと覚え、イタズラをしない、何でもかんでも飲み込んでしまわないなどしっかりと確認できてからは部屋を自由に動けるようにしても良いと思いますが、初めのうちは、何をするかわからないので、ケージがあると便利です。
また、初めてお家に来た時は、広い部屋にいてもどうして良いかわからず不安でいっぱいな子もいます。
自分だけの広すぎない空間を作ってあげましょう。
私はサイズだけ見て購入してしまったのですが、失敗したなと思ったのは以下2点です。
我が家の元気いっぱいのカイくんは、ケージに入れていても近くにいれば大丈夫ですが、他の部屋へ行くと2kgちょっとのちびっ子の頃からよじ登って脱走するようになってしまいました。
100均でワイヤーメッシュを買って取り付けて脱走しないようにはできたのですが、デザイン的には見栄えが悪くなってしまったので、初めから天井のついているケージを購入すれば良かったと思いました。
ただ、天井が無いと上からケージに色々なものを出し入れできたのですが、天井を作った事でケージの入り口からトイレマットを出したり水を交換したりしなければならなくなってしまいました。
大きくなっても3kg程度との事だったので、それ程大きなケージは買わず、トイレとベッドを置けるくらいのサイズのケージを購入しました。
出かけて帰って来ると、ケージの中でカイくんが騒ぐのですが、大の方をしていると、騒いでウンチを踏み散らかしてカイくんもケージの中もぐちゃぐちゃになってしまう事が何度かありました。
トイレが仕切られていたり、少し広めのケージで、人が入ってくる方向の逆側の奥に上手くトイレを配置できるようなものであれば防げたかもしれません。
トイレ
室内で飼う予定であれば、トイレシートストッパーと、トイレシートは必須かと思います。
お利口さんなワンちゃんであれば、トイレシート直置きでも良いかもしれませんが、悪さをする子だとシートを噛んで遊んでしまいます。
初めのうちは、ニオイの付いているシートがオススメです。
トイレシートやストッパーにいはサイズがあり、例え小さいワンちゃんでも小さいサイズだとはみ出してしまう場合もあります。
小さいサイズですと1,000円前後で売っているかと思います。
初めのうちはとにかくトイレをいたるところに設置していたため、1,000円でも10個買うと1万円かかってしまうので、我が家では途中からダイソーで400円で売っているシートストッパーを買うようにしていました。
家に8個、遊びに行く親族の家に4個購入しました。
初めのうちは一番トイレに悩まされたので、シート選びやサイズは結構重要かもしれません。
しばらくして値段は高いですが、2倍サイズのトイレを設置するとはみ出しによる失敗が明らかに減りました。
ご飯・水用皿
とりあえず、ワンちゃん用のお皿がご飯用・水用の2つ必要になります。
購入する際は、以下3点にお気を付けください。
衛生的
洗いやすい
低すぎない
衛生的で洗いやすい器を選びましょう。
また、器を床に直置きすると、ワンちゃんの首が下を向いてご飯が食べにくかったり、喉に詰まらせる原因になりますので、ある程度の高さのあるものや、台付きのものを選びましょう。
また、家を空ける事が多い方は、お皿に水を入れておいているとひっくり返して水が飲めなくなる可能性もあります。
お皿以外にも様々な給水器があるので、状況に合ったものを選びましょう。
引き取り先で食べていたご飯
『引き取り先で気を付ける事』に記載しましたが、初めはこれまで食べていたものと同じドッグフードをあげるのが良いです。
今後変えるにしても、最初は同じものを同じ分量、同じあげ方であげましょう。
ベッド
必須ではありませんが、ベッドもあった方が良いと思います。
うちのカイくんも、暑い日にフローリングの冷たい床で横になっている時以外は、必ず柔らかいものの上か、私か妻の膝の上で寝ています。
できれば、洗えるベッドが良いかもしれません。
オモチャ
ワクチン接種が終わるまでは、散歩に行けないため、一緒に遊びながら運動できるオモチャがあった方が良いかと思います。
また、オモチャで一緒に遊べればスグに仲良くなれるかもしれません。
家の中で気を付ける事
遊ばせすぎない
ゆっくりさせる
人間側から近づきすぎない
鳴いている時はケージから出さない
念願のワンちゃんがお家に来て、人間側としては全力で可愛がりたいですよね。
しかし、初日だけはグっとこらえて下さい。
初めての環境で緊張して疲れているかもしれませんし、元気な子でも興奮してスグに疲れてしまうかもしれません。
とにかく子犬は体調を崩しやすいので気を付けましょう。
とは言っても触らずにはいられないですよね。
我が家では、時間を30分と決めて少しだけ触れ合いました。
その際、気を付けたのは、人間側から積極的に接さずに遠くから声をかけて来てくれるのを待つ感じで接しました。
また、お家に来たその時からしつけは始まっています。
初めのうちは、ケージに入れていても寂しかったり、遊びたかったり、鳴く事も多いと思います。
鳴いたら出してもらえると絶対に思わせないよう、ケージから出す際は鳴きやんでいる時にしましょう。
ワンちゃんも人間側も楽しみも不安もあるかもしれませんが、我が家のカイくんは初日から大胆な格好で寝ていました。笑

翌日から注意する事
1日で完全に慣れるという事はないので、ワンちゃんのペースに合わせて徐々に接する時間を増やしたり、トレーニングをしていきましょう。
初めの対応が重要なので、しっかりと調べ、家族で情報を共有し統一した行動をとるようにしましょう。
よく褒める
トイレができた。
ご飯を全部食べられた。
ささいな事でも何でも良いです。
とにかく何かできたら大げさなくらいに(できれば少し高めの声で)しっかり褒めてあげましょう。
我が家のカイくんは、初めのうちこそ褒められているのをわかっているのかな?
といった感じでしたが、途中からは褒められると喜びますし、これは良い事なんだ。褒めてもらえる事なんだとわかるようになりました。
もちろん、初めのうちはオヤツをあげるのも効果的です。
特に重要なのは、良い事をした瞬間(直後)に褒めるという事です。
後から褒めても何を褒められているのかわからないため効果がありません。
怒らない・騒がない
何かできた際に褒めるのとは反対に、何か失敗した・悪い事をした際は怒る・叱るというしつけ方法もあるかと思います。
しつけについて調べると、怒ってはいけないという事をよく目にします。
犬にも個性があるので、犬それぞれかと思いますが、我が家でも怒らないよう気を付けて接しました。
恐がられる
お互いの信頼関係やワンちゃんの性格にもよりますが、
✕ 怒られる ⇒ 悪い事を辞める
〇 怒られる ⇒ この人は怖い人だ!
となってしまう可能性もあります。
もちろん一緒に暮らしていく上で最低限守ってもらいたルールや、ワンちゃんの安全のためにしつけはとても重要です。
しかし、恐がらせる程怒ってしまっては悪い影響が出てきてしまうかもしれません。
良くない事を起こす
怒ったり叱ったりしない方が良いのであれば、どうやってしつけをしていくのか。
✕ 悪い事をする ⇒ 怒る・叱る
〇 悪い事をする ⇒ 良くない事を起こす
悪い事をしたら、
見えない所で大きな音をたてビックリさせる
大好きな飼い主が部屋から出ていく
などの方法をとると良いでしょう。
騒がない
我が家で失敗したと思うのは、トイレに失敗した際に騒いでしまった事です。
ラグの上におしっこをされた時などに『あぁぁ~ダメダメ』と高い大きな声で騒いでしまっていました。
1歳になり、トイレの失敗はほとんど無くなりましたが、騒いでいた事を覚えているのでしょう。
別の事をしていてかまってあげられない時にかまってもらえると思いワザとおしっこを失敗する時があります。
トイレに失敗した際は、無反応かつ見ていない所で片づけるのがおすすめです。
わかるように叱る
怒らない、叱らないと言ってもワンちゃんの安全のために緊急を要する場合など怒らなければいけない場面も出てくるかもしれません。
叱る際は、褒める時と同様、悪い事をする直前や最中に叱る事が重要です。
後から叱っても何を叱られているのかわからないです。
また、優しく・高い声で叱っても怒られている事がわからないので、低いドスの効いた声で叱りましょう。
成功体験を積ませる
成功体験を積ませる意識を持ってしつけを行っていきましょう。
『褒める・騒がない・なるべく怒らない・わかるように叱る』という注意点を上に書きましたが、例えば叱った際も上手に悪い事を止める事ができればそれを褒める事で、褒められて終わる事もできますし、いけない事を止めれば良い事が起きるという認識をワンちゃんい持たせる事ができるかもしれません。
トイレトレーニング
我が家では一番悩まされたトイレトレーニング。
トイレトレーニングの方法は、調べると色々出てくるので是非調べて欲しいのですが、とにかく重要なのは、早い段階から始めるという事です。
初日、翌日からトイレトレーニングを開始しましょう。
先ほども書きましたが、トイレの失敗を叱ってしまうと、トイレ事態が悪い事と認識してしまう可能性があります。
そうすると、トイレを我慢して病気になってしまうかもしれません。
できたら褒める、失敗したら騒がず隠れて片づけるを繰り返し、成功体験を重ねましょう。
大きくなるにつれて排泄回数は減っていくので、排泄回数の多い子犬の頃からしっかりとトレーニングしましょう。
室温管理
子犬にとって適切な室温は25℃前後と言われています。
犬種によって、暑さ・寒さに強い弱いがありますが、子犬は特に体調を崩しやすいので気を付けましょう。
特に家でのお留守番が長いワンちゃんは、日夜の温度変化に十分気を付けてください。
要求吠えには応じない
ケージから出して欲しくて吠えたり、夜鳴きをしたり、ご飯を要求したりと様々な場面で吠えたり鳴いたりします。
それらに応じていると、要求吠えがエスカレートしてしまいます。
ただ、我が家では水を出し忘れて吠えられるなど、何か困って訴えている時もあるので、気を配ってあげるのは良いかもしれません。
社会性を身に着ける
ここが一番重要かもしれません。
犬が社会性を身に着けられるのは2~4ヶ月までと言われています。
初めのうちは慣れるまで徐々にワンちゃんのペースでゆっくりと接していきましょうという意見があるのに対し、上記理由からどんどん接して外に出して散歩させろ!という意見もあります。
小さい頃から多くの人に接していれば、人間が大好きなワンちゃんに。
逆に接する機会が少なければ、人を恐がるワンちゃんに。
小さい頃から多くの犬に接していれば、犬が大好きなワンちゃんに。
逆に接する機会が少なければ、犬を恐がり吠えるワンちゃんに。
小さい頃から外に出ていればお散歩大好きワンちゃんに。
逆に外に出る機会が少なければ、外が恐い、車が恐いワンちゃんに。
などなど、社会性を身に着ける事ができなければ、様々な弊害が出てきます。
私も散歩をしていると、触れ合う事のできないワンちゃんにたまに出会います。
この事を知っていたため、3回のワクチン接種や狂犬病の予防接種が終わる前から、積極的に親戚の家へ連れていって触れ合わせてもらったり、地面に下ろして散歩はできないものの、抱っこして毎日外を歩くなどしていました。
おかげで、人好き・犬好き・散歩好きなカイくんに成長しています。
現在でも、散歩中に人や犬を見つけると、もの凄くカワイイポーズで待つので、通りすがりの方や飼い主さんが笑いながら近づいてきてくれます。
ワクチン接種や狂犬病の予防接種が終わる前に外を歩かせるのは良くないかもしれませんが、抱っこして外に出るだけでも全然違ってくるかと思いますので、是非実践してみてください。
特に、2ヶ月3ヶ月を過ぎてから子犬を迎えたご家族の方はできるだけ早く行動した方が良いかもしれません。
かかりつけの動物病院をつくる
とにかく子犬の時期は体調を崩しやすいです。
我が家では、迎えた翌日から咳をしており、3日後には病院に連れていきました。
また、初めて吐いた時は死んでしまうのではないかともの凄く焦りました。
原因は胃がカラッぽで胃液を吐いるというものでした。
また、犬は吐きやすいようで、初めての時はビックリしましたが、本人は吐いた後もケロっとしていたりします。
焦らず、様子を見て、酷い場合や長く続く際は動物病院へ連れていきましょう。
人間のように緊急時に救急車で運んでもらう事はできないので、事前に病院を探し、診察時間なども確認しておきましょう。
家を犬仕様に
家をたてて、カッコよくインテリアもそろって来た矢先にカイくんを迎えたのですが、我が家は一気に犬仕様の家に変わりオシャレ感が薄れていきました。
子犬は力いっぱい遊びまわるので、犬種的に関節の弱いカイくんの関節が外れぬよう、オシャレなラグとはオサラバし、部屋中にマットを敷き詰めました。
また、階段に上らぬよう、柵を作ったり、間違って玉ねぎなどを食べてしまわぬよう、台所へ入れないよう柵を作ったりしました。
やり方は色々あるかと思いますが、マットを敷かれているご家庭は多いのではないでしょうか。
思わぬ事故が起こらぬよう、対策をとりましょう。
まとめ
①自分の感覚をあてにせずしっかり勉強する
②初めは引き取り先と似たか環境を作ってあげる
③ワンちゃんの特徴を知り対策する
④褒めて成功体験を積ませるしつけをする
⑤限られた期間内に社会性を身に着ける
まだまだ書きたい事はたくさんあるのですが、細かく書きすぎるともの凄い長文になりそうなので、またの機会に書きたいと思います。
とにかく便利な世の中で、ネットで検索すれば色々な情報が手に入るので、全てを鵜呑みにんいしてはいけないかもしれませんが、とにかく最初は何をするにも良く調べてワンちゃんと接しましょう。
ワンちゃんとの接し方や、社会性を身に着けてもらう事など、初めのうちから家族で統一した対応を取る必要があるものや、限られた時期にしかできない事などがあるので、早急に行動するようにしましょう。